いろいろあってからこその人生ですね

歌詞

その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番大切なんだ
さあ 心のままに
365日
              ♪365日の紙飛行機 作詞:秋元康

これは、NHKの朝ドラ「あさが来た」の主題歌として知られている有名な歌の一節です。

「あさが来た」は、実在した女性実業家広岡浅子がモデルの、幕末から明治、大正にかけてのその生涯を描いたドラマです。

波瑠演じる主人公の今井あさ(後に白岡あさ)は、京都の豪商に生まれたお転婆な少女。
親が決めた大阪有数の両替商の次男(玉木宏演じる白岡新次郎)に嫁ぎますが、そこで、持ち前の商才を発揮し、時代の流れを読み、様々な危機を何度も乗り切っていきます。

私は、自分だったら・・・と考えると身が縮まるような絶望的な状況が起こります。
例えば、経営していた炭鉱が落盤事故で多くの死者を出してしまった後の損害補償や、事故の原因解明など莫大な損失を負うことになった時でも、あさは苦しみながらもいつも前を向いて、誠心誠意対応し、結果信用を得ていきます。

あさのセリフにも出てきますが、まさに七転び八起きどころではなく、「九転び十起き」です。

今でこそ女性社長は珍しくありませんが、当時は男社会の中、女性実業家のあさには苦労の連続です。そんな中、大阪の発展に尽力している五代友厚(演じるのはディーン・フジオカ)と親交を深め、新しい事業を始める人達を支援していってほしいとの後押しがあって、銀行経営を引き受けます。
その中で女子の教育の必要性を強く感じ、初めての女子大学校を作ろうと奔走します。同じく女子大学校の必要性を説いてきた成澤泉(演じるのは瀬戸康史)と出会い計画を進めていきますが、不況や誹謗中傷などに遭い、設立までには長い年月がかかりました。

そして晩年、事業から引退した後、不況など社会情勢の変化に生活を脅かされる人々の支えとなる生命保険の必要性に事業を進めることを提案していたあさは、合併され淀川生命となった保険会社の相談役となり、女子教育には最期まで携わっていきました。

歌詞の内容に戻りますが、紙飛行機は、力を入れると飛びにくいところから、あさの屈託のない生き方を例えているのだそうです。

順風満帆の人生はそれはそれで幸せなことと思います。
しかし、ご存知の通り順風満帆ばかりで無いのが人生ですので、逆風の時にどう過ごすかということが大切っていうことなのですね。

見出しに書いた歌詞は、中でも私が最も好きな一節ですが、他にも

 時には雨も降って
 涙も溢れるけど
 思い通りにならない日は
 明日 頑張ろう

ここの一節も、私に勇気をくれます。
先ほど書いたように、逆風で思うように行かない時があっても、焦らずにまた明日、あるいはしばらくたってからやってみてもいいじゃないと言ってくれています。

365日、毎日毎日、いろいろなことが起きたり、起きなかったり・・・
そんな毎日を積み重ねながら人生を歩んでいくみんなに向けての応援歌ですね。

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