人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)
このことわざは、古代中国のお話が由来です。
老人が飼っていた馬が、ある日逃げてしまい、それを嘆いていたところ、その馬が他のいい馬を連れて帰ってきます。そのことに喜んでいたら、今度はその連れ帰った馬に乗った老人の息子が落馬して足を折るという不幸に遭います。
しかし、そのことによって兵役を免れることができ、無事に過ごせたとのことでした。
こんな会社に就職したばかりに、苦労の連続でなんて不幸なんだと思う毎日を過ごしていても、その会社に入ったからこそ出会えた人もいて、その人がきっかけで、新たな道を見つけることができるなんてことも実際あります。
逆に、うまくいっているようだったのに雲行きが怪しくなって、話が流れてしまったり。でも、そのおかげで別のプロジェクトに参加できるタイミングを掴めたり。
結果的に何が良かったのなんかなんて、人生終わってみないとわからないんじゃないかなあって思うのです。
今の不幸も、ひょっとしたら次につかむチャンスのお膳立てになっているのかもですよ。
だから、嘆いてばかりいないで、自分が好きなものを見たり、聞いたり、出かけたり(今だから、密密にならない場所がいいですけど)して、今の気持ちに一旦ブレイクを入れるのはありじゃないかなあと思います。

ここで、頭に浮かぶのがB’zの「EASY COME,EAZY GO」です。
出会いも別れもEASY COME,EAZY GO!
金も恋もEASY COME,EAZY GO!
幸も不幸もEASY COME,EAZY GO!
稲葉さんの作詞ですが、まさに人間万事塞翁が馬を、かっこよく歌にしていると思うのです。
最後のサビに入る前のワンフレーズが好きです。
過ぎた時間は すべてDestiny
今の君を産んでくれた
そう言えば、松任谷由実の「ダンデライオン」の中にもこんな歌詞がありますね。
傷ついた日々は 彼に出逢うための
そうよ運命が 用意してくれた
大切なレッスン
B’zは、時の流れは移ろいやすくて、出会いがあれば別れがあり、幸せな時間もあっという間に過ぎていくし、同じように不幸もあっという間に過ぎて行くものだと歌い、松任谷由実は、あの辛い日々があったからこそ、今の彼に出会えたのだと歌っています。
どちらの歌も、心に響いて励まされます。
コロナ禍になったことで、全世界で苦しい思いをしている人の方が、圧倒的に多いと思います。
心ない誹謗中傷にあった人、後遺症に苦しむ人、親しい人が亡くなってしまい看取ることも、お葬式を出すこともできなかった人、医療現場や関係機関で疲労困憊でいる人、仕事がなくなってしまったり売り上げが激減して経済的に困窮している人….
いつまでこの状況が続くのか、まだはっきりとした出口が見えない中ですので、安易な励ましはできませんが、必ずこの大変な時代が過去になる日は来ます。
それまで、どうか生き抜気抜きましょう。


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